復讐の芽 ***藤林長門守*** 夢の芽2
復讐の芽 ***藤林長門守***
夢の芽2
 父の息が絶えるのはほんの数分だったように幼かった茉緒は思う。お祖母ちゃんはじっと目を見ていただけでかなりの情報を受けたようだ。茉緒を娘として育ててほしいというのもそれだった。お祖母ちゃんはそれを忠実に守ってくれた。凛が茉緒が男と気づいたのは凛が10歳になった時だった。それからお祖母ちゃんに隠れて二人は抱き合った。
「今日はやらない」
 凛が茉緒のものを含んだ時に言う。
「私は仇討ちを」
「私も手伝う。相手は分かったの?」
「最近少しずつ今までドロドロしていたのがぼんやり見えてきているようになってる」
 これもお祖母ちゃんに掛けた術と同じものだろうか。逃げ回っていた森の中の緑から風景が見える。まるで逆回りしているようだ。前に小川が流れていてこんもりとした森がある。
「森が見えるのよ」
「このあたり?」
「この村の風景じゃない。でも妙に懐かしい」
「今日はだめ?」
 お祖母ちゃんが亡くなってからは二人は大胆に凛の膣を使って後ろの穴で果てる。
「今日から探索の仕事だ」
 これは抜け人頭の魁に言い渡された。抜け忍村の女性5人で行う初仕事だ。
「その城までは手引きはいるが、後は私達で地図をこしらえる」
 茉緒が4人を引き連れる。







 




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テーマ:歴史小説 - ジャンル:小説・文学

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Author:yumebito86864
夢人です。『夢追い旅』『ぽろんの女』『空白』『刺青』と書き続けてきましたが、すべて古いノートから書き起したものです。今回は初めて時代物でこれは私の夢の中で永い時間をかけて育ったものです。



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